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笹の船で海をわたる

笹の船で海をわたる     角田 光代 著

時代背景としては自分の親世代ですね。
主人公はおそらく昭和の一桁代だと思われます。

主人公の左織と義理の妹風美子が還暦を迎え二人で終の棲家を
見に行くシーンから物語が始まります。
そして、それまでの半生を左織目線で語っていく物語です。

朝鮮戦争の景気でわく頃に就職した左織は、給料日に家族に
何かを買うために訪れた銀座のデパートで風美子に声を掛けられる
のでした。疎開先で一緒だったと。
それから封印していた疎開先での出来事が徐々にひもとかれる事に
なるのですが。

左織の夫の弟と風美子が結婚して義理の姉妹となる二人。
専業主婦として生きる左織と、料理研究家としてメデイアに頻繁に出る
風美子の対比や、家族の関係やなどたんたんと過ぎていく時系列で
描きながら、時折思い出される過去などと相まって淡々と進む話の中に
深みが出てますね。

明るい話では無く、淀んだ様な感じになるのですが、何故だかその
淀みに引き込まれるような。
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No title

親世代の話なら、昔はああだったなど、
親御さんから聞いていることもあって、
身近ではないけれど、近い感覚のある諸説なんですかね。

No title

人生の終盤から見るおもいと
渦中の思いとでは全く視点が違うんでしょうね。

ジュリアルーシュさん

両親が田舎育ちなので疎開の経験も無く、空襲なども経験してませんからね~東京で生まれ育った主人公とは感覚が違うかもしれません。

hippoponさん

振り返ってみた人生は客観的に見えるでしょうね。
自分の人生なら後悔だらけですが、たぶんこれからも続く先があるからの後悔でしょうね。
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Author:気界
日々のつぶやきなど普段感じたこと思った事やった事を書いています。ツッコミヨロシクです

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